須崎農園

地元の子どもたちに近場の新鮮な野菜を食べてもらいたい

大学在学時代から始めたヘビーメタルやファンクなどの音楽活動。メジャーデビューを目指して活動を続けていました。27歳の時に体験した酪農ヘルパーが農業へ転身するきっかけとなったという須崎農園の代表須崎拓志さん。茨城に帰郷後1年間常陸太田の有機農家のもとで研修。農業の技術を学ぶとともに、農を営みとする生き方や姿勢を学んだといいます。

その後、東海村の実家で消費者に直接販売するスタイルの農園経営を始めました。

現在は約100件の方とのつながりをつくり季節の野菜ボックスを販売。その傍らで近隣の子ども食堂に食材提供活動をしています。

須崎農園では市街地に近い立地条件を生かして、生産物のほぼ割を地元のご家庭向けに出荷しています。
「消費者の皆さんと一緒に育てる枝豆栽培体験会や食農教育イベントなど交流の機会をつくり、消費者の皆さんにとって身近な農園であり続けたいと思っています。
とくに野菜類は鮮度がいのち。近場の野菜をふんだんに取り入れたお料理は、手の込んだ味付けをしなくても美味しいとお客様から聞きます。忙しくても食生活に手を抜きたくない、とお考えの方、農家は忙しい時でもさっと作れて野菜をたくさん食べられるレシピをそれこそふんだんに持っています(笑)。そんなレシピと一緒にお届けする旬野菜セットで、食卓に彩りをお届けできたらうれしいです」

須崎農園では年間を通して常に10種類以上の旬の野菜が収穫できるよう作付けしています。キャベツやブロッコリーなど定番野菜に加えて、セロリや紅菜苔、プチヴェールやロマネスコといった、知名度は低いがご家庭でもぜひ食べていただきたいと思う野菜も栽培。これらの野菜たちの旬を見極めて収穫し、旬野菜セットとして皆さまにお届け。